CLOTHFIND Selectionの始まり:なぜこのレザージャケットを選んだのか
CLOTHFINDへようこそ。
私がこのブログを立ち上げた目的は、単に古着を売ることではありません。それは、量販店には決して並ばない、大人の渋さを纏う唯一無二のヴィンテージを、私の審美眼(セレクション)を通して見つけ出し、その価値を理解してくださる方へお届けすることです。
そして今回、記念すべき「CLOTHFIND Selection」第一弾として選んだのが、このInternational Voguerのレザーブレザーです。
なぜ、数あるヴィンテージアイテムの中から、この一着を選んだのか?
それは、革の質感、裏地のキュプラ100%の贅沢さ、そして何より当時の肩のラインが作り出す構築的な「渋いシルエット」が、私の求める「大人の男の色気」を完璧に表現していたからです。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたもこのジャケットが持つ物語と価値に魅了されているはずです。最後までお付き合いください。

羊革×キュプラ100%:触れてわかる素材の格の違い
私がこのジャケットを「一生物」だと確信した最大の理由は、ヴィンテージでありながら、素材の組み合わせが極めて贅沢である点にあります。
1. 表地:羊革(ラムレザー)の軽さと窮屈にならない快適性
このジャケットは、硬質なカウレザー(牛革)ではなく、牛革よりも格段に軽く、柔らかくしなやかな羊革(ラムレザー)を表地に使用しています。
レザージャケットの多くは、重厚な見た目と引き換えに「重さ」や「着心地の窮屈さ」を伴いますが、このラムレザーはその柔らかさから身体の動きに馴染み、着た瞬間から体に吸い付くようなフィット感があり、全くストレスを感じさせません。
ヴィンテージならではの深みのある艶と、控えめなシワの入り方が、着用を重ねるほどに渋さを増していきます。
2. 裏地:キュプラ100%の贅沢と紋章柄の美学
そして、このジャケットの「真の魅力」は裏地に隠されています。
裏地には、高級素材であるキュプラが100%使用されています。キュプラは通気性と吸湿性に優れ、滑りが良いため、厚手のニットをインナーに着ても袖通りが非常になめらかです。
さらに注目すべきは、このキュプラ地に施された紋章のようなデザインの総柄です。

これは、「脱いだ時にこそ、男のこだわりを魅せる」という当時のメーカーの美学であり、機能性だけでなく、所有する喜びを満たしてくれる隠れた贅沢です。裏地がこのクオリティであることこそが、「日本製」という信頼の証でもあります。
力強い「構築的なシルエット」は肩パッドが生む
このジャケットの最大の魅力は、ラムレザーの着心地の良さだけではありません。それは、現代のファッションにはない「構築的なシルエット」にあります。
1. 現代にはない「男の肩」を演出する
このジャケットには、当時のデザインを象徴する肩パッド(ショルダーパッド)が入っています。
現代では肩パッドは敬遠されがちですが、このInternational Voguerのブレザーにおいては、「力強い男の肩」を演出し、着用者の体型を格上げしてくれる重要なディテールです。
柔らかなラムレザーでありながらも、肩パッドがしっかりと形を作ることで、だらしなく見えない、計算され尽くしたドレープを生み出します。
2. ラペル幅9cmが完成させるクラシックな色気
この構築的なシルエットを完成させているのが、襟元のディテールです。
計測した通り、このブレザーのラペル幅(襟の横幅)は9cm。現代のタイトなジャケットと比較すると、かなり広めのクラシックな設計です。
この堂々とした9cmのラペルが、肩パッドの直線的なラインと相まって、胸元に確かなボリューム感をもたらします。ラムレザーの艶と相まって、「大人の渋さと色気」を漂わせる、まさにヴィンテージならではのバランスです。
このシルエットをTシャツなどのシンプルなインナーと合わせるだけで、他者と差がつく「説得力のある着こなし」が完成します。
【着こなし提案】シンプルに羽織るだけで様になる
素材の良さ、そして構築的なシルエットを理解いただけたところで、このブレザーの最大の強みである「着回しの容易さ」について解説します。
1. 「装飾をしないこと」が、最高の着こなし
このInternational Voguerのブレザーは、それ自体が主役となる一着です。そのため、着こなしは極めてシンプルに徹してください。
• インナーには、白や黒の無地のTシャツ、または薄手のハイゲージニットを合わせるのが最も「渋い」着こなしです。
• ボトムスは、ノータックのスラックスでクリーンに合わせるか、ダメージのない濃色のデニムでワイルドさをプラスするのがおすすめです。
ジャケットに9cmの堂々たるラペルと力強い肩のラインがあるため、インナーをシンプルにするだけで、大人の洗練された雰囲気が完成します。小物で遊ぶ必要はありません。
2. サイズ感は「あえてジャスト」で色気を出す
現代のオーバーサイズトレンドとは一線を画し、このブレザーは着用者(身長180cm、体重76kg)がジャストで着られるサイズ感です。
ルーズに着るのではなく、体に馴染むようにジャストサイズで着用することで、ラムレザーの柔らかな質感と相まって、大人の男性にしか出せない「タイトすぎない色気」が滲み出ます。


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さて、ここまでこのInternational Voguerのヴィンテージレザーブレザーの魅力について、熱量を持ってお伝えしてきました。
素材、裏地、シルエット。 すべてにおいて私の審美眼に叶った、二度と出会うことのない極めて希少な一着です。
このジャケットが持つ「物語」と「価値」を理解し、「大人の渋さ」を追求したい方へ。
ヴィンテージ品は一期一会です。
このブレザーが持つ独特の魅力があなたの心を捉えたなら、迷わず手に取ってください。
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